障害児の習い事どう選ぶ?発達障害・知的障害の子に合う習い事を紹介

障害児子育て

障害児の習い事って、普通の習い事選びより迷いやすいですよね。
「何が向いているんだろう」「続かなかったらどうしよう」「送迎や放課後デイとの両立はできるかな」と、考えることが多いからです。

わが家にも軽度知的障害のある小学生がいます。体を動かすのはわりと得意で、足も速い方です。料理を手伝うのも好きなので、手を動かすことにも興味があります。
一方で、習い事となると「本人が楽しめるか」「家庭の予定と両立できるか」まで考えないと、親子ともにしんどくなることもあります。

この記事では、発達障害・知的障害の子に合いやすい習い事の例と、選ぶときに親が見ておきたいポイントを、保護者目線でまとめます。

発達障害・知的障害の子に合いやすい習い事

発達障害や知的障害の子に合う習い事は、その子の特性や興味によって変わります。
ここでは、比較的検討しやすい習い事を紹介します。

スイミング

スイミングは、体を動かすのが好きな子や、水の感覚が好きな子に向きやすい習い事です。
全身を使うので、体力づくりや気分転換にもつながります。

ただし、更衣室での着替えや集団での指示が負担になる子もいます。
体験に行く場合は、泳げるかどうかだけでなく、更衣室の流れや先生の声かけ、人数の多さも見ておくと安心です。

体操・運動教室

体操や運動教室は、じっと座るより体を動かしたい子に合いやすい習い事です。
ねんど君も体を動かすのは好きで、放課後デイでも毎日しっかり遊んでいます。

運動系の習い事は、運動が得意になることだけが目的ではありません。
「できた」「前よりうまくなった」という成功体験につながることもあります。
ただ、指示通りに順番を待つ場面が多い教室だと、合う・合わないが出やすいかもしれません。

音楽教室・リトミック・ピアノ

音楽教室やリトミック、ピアノは、音やリズムが好きな子に向きやすい習い事です。
個別に近い形で習える教室もあるので、集団が苦手な子でも選びやすい場合があります。

一方で、大きな音が苦手な子や、同じ姿勢で座っているのがつらい子には負担になることもあります。
「音楽がよさそう」と思っても、まずは体験で子どもの反応を見るのがよさそうです。

絵画・工作・造形教室

絵画や工作、造形教室は、手を動かすのが好きな子や、自分のペースで取り組みたい子に合いやすい習い事です。
正解がひとつではないので、勉強系より気楽に楽しめる子もいます。

ねんど君は料理を手伝うのが好きなので、手を動かして何かを作る活動には興味を持ちやすいのではないかと感じています。
ただ、汚れるのが苦手な子や、自由すぎる指示が苦手な子は、教室の進め方との相性を見ることが大切です。

プログラミング・ロボット教室

プログラミングやロボット教室は、パソコンや機械が好きな子、ルールがはっきりしている方が安心できる子に向きやすい習い事です。
「作ったものが動く」「画面で結果が見える」ので、達成感につながりやすいところもあります。

ねんど君も、プログラミングや動画編集のようなものには少し興味がありそうです。
ただ、小学生向けでも教室によって難易度はかなり違います。年齢だけで決めず、その子が理解しやすい説明かどうかを見たいところです。

個別で進めやすい習い事

英会話、書道、そろばん、ダンスなども、少人数や個別対応の教室なら合う子がいます。
ねんど君の場合、数字に興味があるので、そろばんは少し気になる選択肢です。
マンツーマンのダンススクールも、障害のある子どもにとってやりやすい習い事でしょう。
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ただし、英会話のように学校の勉強の延長に近いものは、子どもによっては負担に感じることもあります。
「人気だから」「将来役に立ちそうだから」だけで決めず、本人が何に興味を持てるかを見たいです。

障害児の習い事を選ぶときのポイント

習い事を選ぶときにまず見たいのは、先生や教室に発達障害・知的障害への理解があるかです。
同じ習い事でも、先生の声かけや人数、教え方で通いやすさはかなり変わります。

集団行動が苦手、指示が通りにくい、初めての場所が苦手。
そういった特性を相談したときに、否定せず聞いてくれる教室だと安心しやすいです。

次に大事なのは、子どもが楽しめそうか、苦手が強く出すぎないか。
将来のために何かさせたい気持ちはあっても、本人にとって負担が大きすぎると続きにくくなります。
得意を伸ばすにしても、苦手を補うにしても、まずは「嫌がりすぎないか」を見たいです。

もうひとつ大事なのが、家庭の予定と両立できるかです。
放課後デイや通院、学校行事があると、習い事だけで予定を組むのは難しいことがあります。
送迎のしやすさ、振替のしやすさ、時間帯まで含めて、「子どもだけでなく家族も続けられるか」で考えていいと思います。

体験レッスンでは、上手にできたかよりも、終わったあとにどう疲れているかを見るのも大事です。
その場では頑張れても、帰宅後に大きく崩れるなら、負担が強い可能性もあります。

続かなかったとしても失敗ではない

発達障害や知的障害の子は、年齢や環境で合う習い事が変わることもあります。
一度合わなかったからといって、その子に習い事が向いていないと決まるわけではありません。

続かなかったとしても、失敗ではなく「今は合わなかった」と考えていいと思います。
また少し成長したあとに、別の教室や別の先生なら合うこともあるかもしれません。

まとめ

障害児の習い事は、人気のものを選ぶより、その子に合うか、家庭が無理なく続けられるかで考えるのが大切だと思います。
発達障害・知的障害の子に合いやすい習い事はありますが、正解はひとつではありません。

迷ったら、まずは体験や見学からで十分です。
習い事は「続けさせるもの」ではなく、子どもに合う場所を少しずつ探していくもの。そんなふうに考えると、親の気持ちも少しラクになるかもしれません。

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