おむつは何歳まで?小学生で排便だけおむつのわが家の話

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子どものおむつがなかなか外れないと、「もう〇歳なのに大丈夫かな」と不安になることがありますよね。

周りの子がおむつを卒業していくと、つい比べてしまったり、「私のやり方が悪いのかな」と悩んだりする方も少なくありません。

わが家のねんど君は軽度知的障害があり、小学校高学年になった今でも、排便のときだけおむつを使っています。

おしっこは自立していますが、排便だけはまだトイレでできません。それでも、毎朝決まった時間に排便する習慣ができているため、学校や外出先で困ることはほとんどなくなりました。

この記事では、おむつ卒業の目安やトイレトレーニングの進め方、そして小学生になっても排便だけおむつを使っているわが家の工夫を紹介します。

「何歳までに外さなければ」と焦っている方の気持ちが、少しでも軽くなればうれしいです。

おむつは何歳まで使う?卒業の目安

「おむつは何歳まで使うものなの?」と気になりますよね。一般的には、昼間のおむつは3〜4歳頃までに卒業する子が多いとされています。

ただし、これはあくまでも目安です。子どもの成長には個人差があり、同じ年齢でもおむつが外れるタイミングは大きく違います。

夜のおむつはさらに遅く、小学校へ入学してからも使っている子は珍しくありません。

トイレトレーニングを始める目安

トイレトレーニングは、「〇歳になったから始める」というよりも、子どもの様子を見ながら始めるほうがスムーズに進みやすくなります。

無理に始めると、トイレへの苦手意識につながることもあるため、焦らないことが大切です。

おしっこの間隔が少し空いてきた

おむつが2〜3時間ほど濡れずに過ごせるようになると、膀胱が発達してきたサインのひとつです。

このタイミングになると、トイレで排泄する練習を始めやすくなります。

トイレに興味を持ち始めた

家族がトイレへ行く様子を見たがったり、「トイレって何?」と興味を示したりするようになったら、自然に誘ってみるのもよいでしょう。

無理に座らせるのではなく、「座ってみる?」くらいの気持ちで始めると、子どもの負担も少なく済みます。

自分の気持ちを伝えられる

「おしっこが出た」「うんちが出そう」と言葉やしぐさで伝えられるようになることも、トイレトレーニングを進める目安になります。

まだ言葉で伝えられなくても、落ち着かない様子になったり、おむつを触ったりするなど、その子なりのサインが見られることもあります。

少しの時間でも座っていられる

便座に数十秒から1分ほど座っていられることも大切なポイントです。

最初から排泄までできなくても、「トイレに座れた」という成功体験を積み重ねることが、次につながります。

トイレトレーニングの進め方とコツ

トイレトレーニングは、短期間で終わる子もいれば、何年もかけて少しずつ進む子もいます。

特に発達障害や知的障害のある子は、自分のペースで進めることが何より大切です。

タイミングを決めてトイレへ誘う

食後やお昼寝のあと、起床後など、排泄しやすい時間に声をかけると成功しやすくなります。

毎日同じタイミングで続けることで、生活リズムも整いやすくなります。

できたことをしっかり褒める

トイレで排泄できたことだけでなく、「トイレへ行けた」「便座に座れた」といった小さな成功もたくさん褒めてあげましょう。

成功体験が増えるほど、子どもも前向きに取り組みやすくなります。

失敗しても責めない

トイレトレーニングでは失敗するのが当たり前です。

怒られた経験が残ると、「トイレ=嫌な場所」と感じてしまう子もいます。

うまくいかなかった日は、「次はできるかもしれないね」くらいの気持ちで切り替えられると、お互いに気持ちが楽になります。

環境を整える

トイレトレーニングを進めるときは、子どもが使いやすい環境を整えることも大切です。

足がぶらぶらしていると踏ん張りにくいため、踏み台を置くと座りやすくなることがあります。

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便座が大きくて不安定に感じる場合は、補助便座を使うのもよいでしょう。

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トイレットペーパーの位置や流すボタンなども、子どもにとってはわかりにくいことがあります。

「座る」「拭く」「流す」「手を洗う」といった流れを、絵や写真で見えるようにしておくと安心しやすい子もいます。

パンツへ切り替えるタイミングを焦らない

トイレトレーニングでは、「そろそろパンツにしたほうがいいのかな」と迷うこともありますよね。

ただ、まだ失敗が多い時期に急いでパンツへ切り替えると、親も子どもも負担が大きくなります。

外出時や夜間はおむつ、家にいる時間だけパンツなど、状況に合わせて使い分けても大丈夫です。

「おむつを使っている=ダメ」ではありません。

生活を回すために必要なら、無理なく使っていいものだと思っています。

排便だけおむつが外れないこともある

おしっこはトイレでできるのに、排便だけおむつが外れない子もいます。実は、わが家のねんど君もこのタイプです。

小学校高学年になった今は排尿は自立していますが、排便のときだけおむつを使っています。

「小学生なのにおむつ?」と思われるかもしれませんが、わが家では今のところ、この形がいちばん生活に合っています。

排便は、おしっこよりも本人のこだわりや不安が出やすい部分だと感じます。

踏ん張る感覚が苦手だったり、トイレの空間が落ち着かなかったり、便器に座る姿勢が怖かったり。

理由は子どもによって違います。ねんど君の場合も、「トイレで排便する」ことへのハードルがまだ高い状態です。ただ、排便そのもののタイミングはだいぶ整ってきました。

今は朝一番に排便する流れを作り、外ではしないようにしています。そのおかげで、学校や外出先で大きく困る場面はかなり減りました。

もちろん、これが全家庭に合う方法とは限りません。でも、「排便だけおむつが残ることもある」と知っているだけで、少し気持ちが楽になる方もいるのではないでしょうか。

小学生でおむつが外れないときに考えたいこと

小学生になってもおむつが外れないと、親としては不安になりますよね。

「このままでいいのかな」「学校で困らないかな」「周りに知られたらどうしよう」と、いろいろ考えてしまうと思います。

でも、小学生でおむつを使っている理由は一つではありません。

発達のゆっくりさだけでなく、便秘や感覚の苦手さ、トイレへの不安、手順の難しさなどが関係していることもあります。

便秘や体の問題がないか

排便が苦手な子の中には、便秘が隠れていることもあります。

便が硬くて痛い経験をすると、「トイレでうんちをするのが怖い」と感じてしまう子もいます。

排便の回数が少ない、便が硬い、痛がる様子がある場合は、小児科で相談してみると安心です。

トイレの感覚が苦手ではないか

トイレの音やにおい、便座の冷たさ、足がつかない不安定さが苦手な子もいます。

大人にとっては小さなことでも、子どもにとっては大きなストレスになっている場合があります。

補助便座や踏み台を使ったり、トイレの照明や音を見直したりするだけで、入りやすくなることもあります。

拭く・流す・片付ける手順が難しくないか

排便は、出すだけで終わりではありません。

拭く、流す、服を整える、手を洗うなど、いくつもの手順があります。

知的障害のある子にとっては、この一連の流れが難しいこともあります。

わが家でも、排便そのものだけでなく、その後の処理まで含めると、まだサポートが必要だと感じています。

親の負担が大きすぎないか

トイトレは子どもの課題に見えますが、実際は親の負担もかなり大きいです。

毎日失敗の片付けをしたり、外出先で気を張ったりしていると、気持ちが削られていきます。

だからこそ、「今はおむつを使ったほうが生活が回る」という判断もあっていいと思います。

無理に外すことだけを目標にせず、親子の生活が少し安定する形を探すことも大切です。

わが家で続けている排便ルーティン

ねんど君は、小学校高学年になった今でも排便のときだけおむつを使っています。

以前は排便のタイミングが読めず、外出先で心配になることもありました。

そこで、少しずつ生活リズムを見直し、朝起きたら排便する流れを作るようにしました。

朝食の前後など、毎日ほぼ同じ時間に排便する習慣を続けることで、外出中や学校で排便することはほとんどなくなりました。

もちろん、毎日必ずうまくいくわけではありません。

体調や生活リズムによって変わることもありますが、「朝に排便する」という習慣ができたことで、親子ともに安心して一日を過ごしやすくなったと感じています。

また、排便後のおむつの処理も、できる範囲でねんど君自身が行っています。

まだサポートが必要な部分はありますが、「できることは自分でやる」という経験を積み重ねることも大切にしています。

トイレトレーニングというと、「おむつを卒業すること」がゴールになりがちです。

でも、わが家ではまず生活の中で困らないことを優先してきました。

朝のルーティンが定着したことで、学校生活や外出への不安が減り、結果として家族みんなの負担も軽くなっています。

排便のタイミングが整ってくると、朝の支度や外出前の不安も少し減ります。

わが家では、こうした生活リズムの作りやすさもあり、外で働くより在宅ワークのほうが合っていると感じるようになりました。

▶ 障害児の親は仕事をどうしてる?私が外で働くのをやめて在宅ワークを選んだ理由

困ったときは一人で抱え込まず相談しよう

おむつがなかなか外れないと、「もっと頑張らないといけないのかな」と思ってしまうことがあります。

でも、子どもの発達や排泄の悩みは、家庭だけで解決しようとしなくても大丈夫です。

園や学校の先生、小児科、発達外来、児童発達支援や放課後等デイサービスなど、相談できる場所はたくさんあります。

わが家も、ねんど君について相談したところ、「排便だけおむつの子は珍しくありませんよ」と言われ、少し気持ちが楽になりました。

周りと比べるより、その子に合った方法を一緒に考えてくれる人がいるだけでも安心できます。

「何歳までに卒業しなければ」と一人で抱え込まず、困ったときは周りの力も借りながら進めていけるといいですね。

トイトレや排泄の悩みは、毎日のことだからこそ親の負担も大きくなりやすいです。

「もう無理かも」と感じる日があるときは、排泄のことだけでなく、子育て全体のしんどさとして相談しても大丈夫だと思っています。

▶ 発達障害・知的障害の子育てが限界|しんどいときの対処法と頼れる先

まとめ|おむつ卒業は年齢だけで決めなくていい

おむつ卒業の目安はありますが、実際のタイミングは子どもによって大きく違います。

特に発達障害や知的障害のある子は、体だけでなく、気持ちや理解のペースも一人ひとり異なります。

わが家のねんど君も、小学校高学年になった今でも排便だけおむつを使っています。

それでも、朝に排便するルーティンを作ったことで、学校や外出先で困ることはほとんどなくなりました。

「おむつを卒業すること」だけを目標にするのではなく、親子が安心して生活できる方法を見つけることも大切だと思っています。

焦って周りと比べる必要はありません。

お子さんのペースを大切にしながら、「昨日より少し前に進めたね」と思える積み重ねが、きっと将来につながっていくはずです。

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