小学生になってもおむつが外れないと、「このままで大丈夫かな」「学校で困らないかな」と不安になりますよね。
おむつといっても、夜だけ使っている子、昼間のおもらしがある子、排便のときだけ使っている子など、状況は家庭によって違います。
わが家の場合は、排尿はトイレでできるものの、排便だけおむつを使っています。私は継母なので、ねんど君の小さいころのトイレトレーニングをそばで見ていたわけではありません。
ただ、一緒に暮らすようになってから「排便だけおむつが必要」という状況があり、相談したところ、これまでの経験の積み重ねが少なかった可能性もあると言われました。
この記事では、小学生でおむつが外れない原因や、家庭・学校でできる対応について紹介します。
小学生でおむつが外れないケースは家庭によって違う

小学生のおむつと聞くと、おねしょや昼間のおもらしをイメージする人が多いかもしれません。しかし、実際には困りごとの内容は子どもによってさまざまです。
たとえば、昼間は問題なくトイレに行けるものの、夜だけおむつが必要な子もいます。夜尿は本人の意思だけでコントロールしにくい部分もあるため、叱ったり焦らせたりしないことが大切です。
また、排尿はトイレでできても、排便だけおむつを使うケースもあります。
わが家もこのケースです。本人には「トイレに座ってしたい」という気持ちはあります。ただ、座って排便するやり方や、どう力を入れればよいのかがわからないようです。
大人から見ると「座ればできるのでは?」と思ってしまいますが、本人にとっては、そこが大きな壁になっていることもあります。
小学生でおむつが外れない原因として考えられること

小学生でおむつが外れない原因は、ひとつとは限りません。
体の発達や、便意・尿意の感じ方に個人差があることもあります。便意に気づきにくかったり、トイレに行くタイミングがわからなかったりする子もいるでしょう。
また、トイレの使い方そのものがわからない場合もあります。
とくに排便は、座る姿勢や足の踏ん張り方、力の入れ方が関係します。トイレに座ることはできても、そこで排便する感覚がつかめない子もいます。
さらに、これまでのトイレトレーニングの積み重ねが少ない場合もあります。
小さいころに十分な練習の機会がなかったり、本人に合う方法が見つからないまま時間が過ぎていたりすると、小学生になってからも困りごとが残ることがあります。
そのため、「小学生なのにできない」と責めるよりも、本人がどこでつまずいているのかを見ていくことが大切です。
排便だけおむつが外れないときに家庭でできること

排便だけおむつが外れない場合は、いきなり「今日からトイレでしよう」と進めるのは難しいこともあります。
まずは、本人が安心して排便できる流れを作ることから始めるのもひとつです。
朝や食後など、排便のタイミングを決めておく
排便のタイミングがある程度決まっている場合は、朝や食後など、排便の時間を決めておくと進めやすくなります。
わが家では、朝起きてすぐに排便の時間を作り、その後は本人が自分で処理する流れにしています。外で排便しなくて済むように、朝のうちに済ませる形です。
もちろん、毎日必ずうまくいくわけではありません。
それでも同じ流れをくり返すことで、本人にとって「今は排便の時間」とわかりやすくなります。
本人ができることを少しずつ増やす
おむつを外すことだけをゴールにすると、親も子どももしんどくなりやすいです。
まずは、おむつを自分で用意する、使ったあとの処理をする、手を洗う、必要なものを片づけるなど、本人ができることを増やしていくのも大切です。
わが家でも、排便そのものはおむつを使っていますが、処理は本人が自分でする流れにしています。
「全部できるようになる」ではなく、「今できることを少しずつ増やす」と考えると、親も見守りやすくなりますよ。
本人が自分で処理する場合は、防臭袋やおしりふきを取りやすい場所にまとめておくと、流れを覚えやすくなるかもしれません。
足台や補助便座で姿勢を整える

排便は、姿勢も関係します。
足が床につかないと踏ん張りにくく、うまく力を入れられないことがあります。小学生でも体格によっては、足台を使うことで姿勢が安定しやすくなる場合もあります。
補助便座や足台を使う場合は、子どもの体格やトイレの高さに合うものを選びましょう。
足が浮いて踏ん張りにくい場合は、トイレ用の足台を使うのもひとつです。体格に合うものを選ぶと、座った姿勢が安定しやすくなりますよ。
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小学生がおむつで学校に行くときの対応

小学生でおむつを使っている場合、学校生活でどうするかも悩みやすいところです。
家庭で朝の排便リズムを作っていても、体調や緊張によって、予定通りにいかない日もあります。まずは担任や支援級の先生、養護教諭に状況を共有しておくと安心です。
たとえば、以下のような内容を伝えておくと、学校側も対応しやすくなります。
| 共有すること | 伝える内容の例 |
| おむつを使う場面 | 排便のときだけ使っている |
| 家庭での対応 | 朝起きてすぐ排便の時間を作っている |
| 本人ができること | 使用後の処理は自分でしている |
| 困ったときの対応 | 保健室や支援級で声をかけてほしい |
| 持ち物 | 予備のおむつ、着替え、防臭袋 |
小学生になると、本人の恥ずかしさにも配慮が必要です。
おむつを使っていることをクラスの子に知られたくない子もいます。先生とだけ共有する、荷物は中身が見えない袋に入れるなど、本人の気持ちを守る工夫も大切です。
病院や専門機関に相談したほうがいいケース

おむつが外れないこと自体を、すぐに問題と決めつける必要はありません。
ただし、便秘が続いている、排便時に痛がる、血が出る、腹痛がある場合は、小児科などで相談したほうが安心です。
また、発達面や感覚面の困りごとがある場合は、発達相談、放デイ、相談支援専門員などに話してみるのもよいでしょう。
家庭だけで何とかしようとすると、親も子どもも追い詰められやすくなります。相談できる場所を増やしておくことも、子どもを支える方法のひとつです。
小学生のおむつは焦らず、本人に合う方法を探そう
小学生でおむつが外れないと、親は焦ったり、周りと比べて落ち込んだりしやすいです。
しかし、夜だけ使う子、昼間も必要な子、排便だけおむつを使う子など、困りごとはそれぞれ違います。
大切なのは、年齢だけで判断せず、本人がどこでつまずいているのかを見ることです。
家庭だけで抱え込まず、学校や相談先ともつながりながら、本人が安心して過ごせる方法を少しずつ探していきましょう。



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