発達障害・知的障害の子育てが限界|しんどいときの対処法と頼れる先

障害児子育て

発達障害や知的障害のある子を育てていると、「もう限界かもしれない」と感じる日があります。

子どもがかわいくないわけではありません。
でも、予定どおりにいかない毎日、学校や放課後デイとのやりとり、家事や仕事との両立が重なると、親の心も体も削られていきます。

実は私も最近、子育ての限界を感じて、いったん家を離れたことがありました。
感情が爆発してしまい、「このまま家にいたら危ない」と思ったからです。

この記事では、発達障害の子育てで限界を感じるときのサインや、しんどいときに頼れる先について、わが家の体験も交えてまとめます。

発達障害の子育てで限界を感じやすいのはどんなとき?

発達障害の子育てでしんどいのは、ひとつの出来事だけではありません。

予定変更で気持ちが崩れる。
切り替えに時間がかかる。
学校や放課後デイ、通院の予定が続く。
そのうえで、家事も仕事も毎日あります。

周囲から見ると「普通に暮らしている家」に見えても、親の中ではずっと緊張が続いていることがあります。
「いつ崩れるかな」「今日は機嫌がもつかな」と気を張り続けるだけでも、かなり疲れます。

私の場合も、ねんど君への対応が積み重なり、ある日、自分の感情を抑えきれなくなりました。
そのときに初めて、「これはもう気合いで乗り切る段階じゃない」と思いました。

発達障害の子育てで現れやすい限界サイン

限界が近いときは、体や心にサインが出ます。

たとえば、眠れない、朝起きられない、食欲が乱れる、頭痛や胃痛が増える。
子どもの声を聞くだけでしんどくなる。
少しのことで強く怒ってしまう。
「ひとりになりたい」「子どもと離れたい」と何度も思う。

家事が回らない、学校への連絡すら負担になる、子どもに手を上げてしまいそうで怖い。
ここまで来たら、もうかなり危ないサインだと思います。

私は児童相談所と警察に、「限界です。このままだと手を上げそうで怖いです」と連絡しました。
警察からは、手を上げる前に必ず連絡してほしいと言われました。

これは大げさな話ではなく、親子を守るために必要な行動だったと思っています。

限界を感じたときは、まず誰かに言う

子育てが限界だと感じたとき、まず必要なのは「今しんどい」と外に出すことです。

夫、家族、学校、放課後デイ、スクールカウンセラー、児童相談所、子ども家庭支援センター。
相手はひとりでなくてもいいと思います。

わが家では、夫が子ども家庭支援センターに相談に行きました。
その結果、放課後等デイサービスの利用日数がすぐに増えました。
もともと月15日ほどだった利用が、月23日まで使えるようになり、家の中だけで抱え込まなくていい時間が増えました。

私は学校のスクールカウンセラーにも話を聞いてもらいました。
話したからすぐ全部解決するわけではありません。
それでも、「家の中だけで何とかしなくていい」と思えたことは大きかったです。

子どもと少し離れる時間をつくる

限界のときは、子どもと少し離れることも必要です。

私も最近、しばらくホテルに泊まりました。
子どもを捨てたいからではなく、手を上げてしまう前に距離を取る必要があったからです。

家にいると、どうしても同じ空間で感情がぶつかります。
少し離れて眠る、落ち着く、今後のことを考える。
それだけでも、親子の安全につながることがあります。

もちろん、毎回ホテルに泊まれるわけではありません。
でも「本当に危ないときは家を離れていい」と思っておくことは、親にとっても子どもにとっても大事だと感じました。

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頼れる支援先を知っておく

ホテルから帰宅した日、児童相談所の職員さんが家に来てくれました。
話し合いの結果、一時保護には至りませんでしたが、児童相談所も介入して様子を見てくれることになりました。

今後は心理士さんとねんど君が面談し、そのうえで対処方法を一緒に考えていく予定です。

また、近所の一般家庭に子どもを預けられる公的な仕組みがあることも教えてもらいました。
地域によって制度は違いますが、一時預かりやファミリーサポート、ショートステイのように、親が休むために使える支援があります。

限界になってから探すのは大変です。
少し余力があるときに、自治体や相談支援専門員、子ども家庭支援センターに聞いておくと安心だと思います。

家事や予定は減らしていい

子育てが限界のときは、家事も予定も減らしていいんですよ。

手作りごはんにこだわらなくていい。
掃除ができなくてもいい。
予定をキャンセルしてもいい。

わが家も、ロボット掃除機や洗濯乾燥機を使ったり、夕飯づくりを簡単にしたりしながら、家事の負担を少しずつ減らしています。

実際にやめた家事については、障害児子育てでやめた家事5選|家事が回らない日の工夫でもまとめています。 

限界のときは、ちゃんとした暮らしを目指すより、まず今日を安全に終えることの方が大事です。
冷凍食品やレトルト、ミールキットなどに頼って、「食べられればOK」の日にしてもいいと思います。
食事づくりや買い物がしんどい時期は、おかやまコープヨシケイのミールキットを一時的に使うのも選択肢のひとつです。

まとめ|発達障害の子育てで限界を感じたら、ひとりで耐えなくていい

発達障害の子育てで限界を感じるのは、親の努力が足りないからではありません。
それだけ毎日の負担が大きいということです。

子どもに手を上げてしまいそう。
家にいるのが危ない。
もう自分だけでは無理。

そう感じたら、児童相談所、警察、子ども家庭支援センター、学校、放課後デイなど、外に連絡していいです。

子どもと離れることも、支援を使うことも、家事を減らすことも、逃げではありません。
親子が壊れないための調整です。

どうか、ひとりで耐えようとしないでください。
限界を感じたときほど、外に頼っていいと思います。

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